江藤塾

メニュー

新着情報 etalk 当塾からのお知らせです

「浮きこぼれ学生」のためな、授業中の過ごし方について

最近、浮きこぼれ、という言葉があります。ウィキペディアの解説から引っ張ってくると「一般的には、生まれながらにして高い知能を有していたり、通塾などによって高い学力を身に付けたり、もともと学習意欲が高かったりする、極めて優秀な児童、生徒が、通常の学校の授業内容に物足りなさや疎外感を持ったり、実際に他の生徒から疎外されたりすること。吹きこぼれとも言う。」というものです。

実際、うちの塾が文京地区の文京区にあり、近隣の新宿区も神楽坂方面などで学力の高い学校が多いため、浮きこぼれの生徒も相当数にいると思います。また、かつて読んだところでは小説家の村上春樹氏(文章力の高さは言わずもがなで、英語の翻訳も非常に凄く出来るお方ですが、博覧強記でもあります。)もエッセイの中で授業がつまらなかったから、その時間に勝手に本を読んでいた(英語の原書だか日本語だか失念しましたが)という旨を書いてられました。

自分もたぶん、学力的にはややその傾向のある生徒(あまり自分で言うことでもないですが)だったので、学校の授業は退屈気味でした。

では何をしていたかというと、教師の授業は聞きながら、①数学の授業中にその日以降の宿題で出そうな問題を解いていたり、②あと昔の単元の復習(例えば、自分でまだ再現できない英文を覚える、あるいはスペルのあやふやな単語を覚え直す)をしたり、③社会や理科で先の単元を読んだりしていました(*こうすると、次に授業で聞く内容の「先取り学習」を自分で出来て、同じ内容を2度やることになるため反復学習できて記憶が定着しやすい)。要は内職ですね。

例え別ページを見ていても、教科書をいちおう出していたら先生も(あまり)怒りにくいと思います。

まあ、「もうやってるよ」という生徒も多いかもしれませんし、あと「授業中の先生の監視が厳しくてどうしても出来ない」という場合もあるかもしれませんが、もし出来る環境なら試してみるにこしたことはないです。小学生でも中学生でも高校生でも、やってみる価値はあります。

by 江藤塾
1 / 11
日本漢字能力検定