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麻布中学教諭に聞く小学校低学年の学び方ーー「理科社会は、小3までで実は大きい差がついている」

先日、塾の仕事とは関係の薄い個人的な事情により参加した学校説明会で、麻布中学の先生からお話を伺ってきました。

お話の大意を箇条書きにすると・・・

・小学校低学年(3年生まで)の過ごし方は重要。
・特に、文章を読むこと(インプットがとにかく大事)がミソ。アウトプットは4年生よりあとでもいいと思う。
・理科社会については、低学年に入っている内容で、かなり高学年の学習を左右する。
・低学年のうちでも、毎日などの小学生新聞を読むのは良いと思う。

もちろん、さまざまな進学校や同校の教諭の中でも異論はあると思いますが、大体において腑におけるご意見でした。
(ただ、小学生新聞は、内容が退屈すぎて低学年でも飽きる気がします。新聞社は率直に言って、優秀な書き手の多い企業ではないので。)

ともかく、うちは塾を開いてまだ1年足らずの若輩者なのでベテランの先生から伺うお話は非常に貴重でなおかつ参考になりました。

当日、限られた時間内で確認はできなかったのですが、おそらく「低学年までで理科社会がかなり変わる」というのは、麻布中学に入学した学生へ、そのあとの指導をしている中で教員の方々がストックされた経験則のように思えます。

なお、麻布入試プロパーの話でいくと、あの分量の多い国語に関して「大人の自分でも解き終わるかどうか相当に厳しい試験ですが、子供に解かせるにはどうしたらよいでしょうか」という質問については、「満点をとらないといけない種類の試験ではないです。だから、途中までで終わっても、解きやすいところから解いてもダメということはありません」ということでした。
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