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スパルタ受験勉強の弊害〜生徒が解けないだけの宿題を出すのは、意味がない

私が大学へ入って、上京してから驚いたことがあります。
それは、開成や麻布、筑駒など都内の有名私立・国立中学に通っていた同級生らがほとんどみんな口を揃えて「中学受験塾の宿題は、終わらなかった」と言っていたことです。

解けない量の宿題を出すのに意味はあったの?と聞いてみたところ「ひたすらインプットするために出していたのだとおもうが・・・」と口ごもられるパターンが大体でした。

彼ら、彼女らは最終的に大学受験でも上手く行っているので、落ちこぼれたとかでは全くありません。

ただそれでも宿題が終わらなくて、中学受験の親御さんも、塾の先生もみんな疲弊していたという状況はなんだか無意味ではないかとおもわせられるものがあります。

そして大学受験でも(男女御三家など一部の学校限定で通える)東大向けの塾は、宿題をおえらせられないほど出していた、ということです。

甲子園出場校の猛烈特訓というか、旧日本軍の精神論のような過度な根性主義は、あまり益がない気がします。

そして以上の自体は「オーバーワークな量の勉強に意味がある」というよりも、「これまで日本の学習塾がとってきた指導方針は見直しの余地がある」ということの証拠に思えます。

と、そういう考えから江藤塾では「オーバーワークな宿題は出さない」ということにしています。過度なノルマを課すと、やれなかったという挫折感があるだけだという考えからです。
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