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9才の壁について考える

中学受験では「9才の壁」という言葉が流行りです。

人によってニュアンスの違いはあるけれど、「本格的な受験勉強は小学校4年生くらいからで、それまではなるべく遊ばせる方がいい」的な意味合いで語られることが多いようです。

これについての私見ですが、半分正解で、半分は不正解くらいなところに思えます。

まず、中学受験成功組でなおかつ大学もいいところ(東大や国立医学部など)に入っている友人をみると、「受験勉強」を始めたのは小学校4年生からが多いです。

ただ、小3までは放置かというとそういうことはないです。具体的には、なるべく大量に児童書を読ませたり、マンガ日本史やマンガ世界史、図鑑の類いを大量にさせている場合が多いです。

つまり、「受験勉強」はしていないけれどしぜんと社会や理科の知識(マンガ日本史も、出版社によりますが、概ね小学校の教科書よりは詳しいものが多いです)を小さいときから与えているわけです。

自分の経験からも、小学校低学年(ばあいによっては幼稚園未満)で、勉強と思わずに勉強した知識は大人になっても身についている気がします。(テストのときも、おかげで勉強なしでわりと楽に問題が解けたりしました)

そして私の意見としては(怪しげな知育理論よりは)素直に普通の児童書・学習マンガをなるべく本人の気の向くように読ませるのが最良では無いかと思えます。そういうわけで、江藤塾でもこの筋にそって授業内容を組み立てています。
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