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まんが日本史よみ「合わせ」学習法:角川まんが学習シリーズと朝日学生新聞社

現在、江藤塾では両者を併用しています。ざっくり言うと説明の簡単な朝日小学生新聞版を、導入に持ってきます。そして読解問題の教材として出す。(ボキャブラリー育成の狙いもあります)。

そして、朝日が飲み込めたり気に入ってくれた生徒に、角川版の方を読んでもらいます。角川まんがは、実は中学校の検定済み教科書と同じくらい(単元によってむらがありますが)詳しい内容が多いです。なので高校受験のインプットに(時間がある場合には)用いてます。あと中学受験の社会は、実質的に高校受験の中学歴史と同じ深さの内容が出題されるのが相場です。(これは、進学校のカリキュラムを見れば分かります。例えば声の教育社が出している巣鴨中学の過去問集で公表されている、巣鴨中の教材を見ると中学1年から高校日本史をやらせています。

これはつまり、入学前にあらかじめ、中学校の歴史は終わらせておいてくれ(注:中学校の歴史は、ほとんどが日本史分野です)ということです。出題者側の都合からいうと「私達は高校2年くらいまでで、高校課程を終わらせて最後の1年は受験勉強の演習にあてたいんだ。だから中学校の歴史教科書をやる時間がもったいない。そういうわけで、あらかじめ小学生のうちからアタマに入れてきて下さい」ということです。
(なお、公民についても同様です。典型的には女子学院中学の過去問が、「アイヌ文化振興基本法」を問うなど中学公民を実質的な出題範囲にしていると思われる出題
を続けています。)

はて、そうはいっても中学受験で中学のテキストを使うのは、小学生の子供がビックリしてしまいます。あと、まず知識の幹の部分を作ってから細部に入る方が学習法として経験上効率的で覚えやすいし、得点もしやすいです。

とはいうものの、覚えるには反復練習が必要です。そういう事情を総合考慮して、江藤塾では①朝日を読んでもらう②角川を呼んでもらうの2ステップを取ることが多いです(ただし、子供の好みや好きな勉強法があるので、このやり方を取るとは限りませんが)。
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